Last Update : 2017/05/16  0167860

理事長挨拶

ご挨拶

日本微量元素学会理事長 森山 光彦 日本微量元素学会理事長
森山 光彦

この度、池田 稔理事長の後任として、第9代日本微量元素学会理事長に就任いたしました。学会員の皆様にご挨拶申し上げますと同時に、微量元素学会発展のため、ますますのご支援をお願い申し上げる次第であります。

日本微量元素学会は1989年、第2回国際微量元素医学会議(ISTERH)が東京で開催されたのを契機に、微量金属代謝研究会、微量元素研究会、輸液微量栄養素研究会、微量栄養素研究会の4つの学術集会を統合して、医学、薬学、栄養学、農学、理化学の領域から成る学術集会として1990年4月1日に創設されました。初代理事長には日本大学の冨田 寛先生が就任されました。理事長職はさらに野見山一生先生、岡田 正先生、荒川泰行先生、高木洋治先生、荒川泰昭先生、池田 稔先生へと引き継がれて参りました。

私も荒川泰行先生の下で、微力ながら微量元素(特に鉄・亜鉛・銅代謝)と臨床病態などにつきまして研究を続けて参りましたが、よもや自身がこの歴史ある日本微量元素学会の理事長を拝命するとは思ってもおりませんでした。しかしながら、理事長職を引き受けた以上は浅学非才の身ではありますが、本学会発展により一層尽力する所存でございます。何卒皆様方のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。

また、本学会の歴代理事長のうち日本大学からは、初代理事長の冨田 寛先生を始めとして、第4代理事長に荒川泰行先生、第8代理事長に池田 稔先生が選出されております。また学術集会も、平成2年に第1回大会を冨田 寛先生が開催され、第8回を森嶋隆文先生、第12回を荒川泰行先生、第20回を池田 稔先生が開催されており、いずれの先生方におかれましても日本微量元素学会の今日の発展に多大な功績を残されております。この日本大学の先生方の果たされたご功績に恥じることのないよう、第9代の理事長として学会運営に尽力する所存でございます。

本学会の設立の目的は、「微量元素に関する生命科学研究を振興することにより、ヒトの健康増進と疾病の予防・治療の向上への寄与を通じて人類、社会に貢献することを目的とする」とあります。この目的を具体化するために、学術集会開催や機関誌の発刊による社会への啓発活動が重要な活動となるものと考えます。しかしながら、昨今、学術集会への演題応募数の減少、機関誌である「Biomedical Research on Trace Elements」への論文投稿数の減少が続いており、苦慮いたしております。また学会への入会者もなかなか増加が見られません。若い基礎および臨床研究者、学生諸君の入会を計る上でも、より魅力ある学会運営が求められていることは明白であります。是非とも学会員の皆様方のさらなるご協力をお願い申し上げます。

まずは、理事長就任のご挨拶を述べさせて頂きました。最後に、会員の皆様方のますますのご発展をお祈り致す次第であります。

平成24年10月吉日
第9代日本微量元素学会理事長
日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野
森山 光彦